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a faint gleam of light

その時思ったことを書き残す場所

"ジャニーズの完成形"

 

先日のベストアーティストのV6のパフォーマンスを見て改めて思ったことがあります。

 

V6は全員がそれぞれに輝いているんだなあと。

それでいてまとまりがある。

 

そしてそれを思ったと同時に思い出したのが

 

「V6はジャニーズアイドルの完成形」

 

という言葉。

 

この言葉はタレント、ミッツ・マングローブさんがラジオでV6を語った際に出た言葉です。

 

ミッツさんは今年、デビュー当時からV6のファンであったことを告白し、V6がSUPER Very bestを発売した日には自身のラジオ番組で「勝手にV6祭り」と称して長年のファンならではのマイナーな選曲と共にV6への愛を語りまくっていました。

 

ではなぜV6をジャニーズアイドルの完成形と表したのか。

 

ミッツさんはメンバーの歌声、年齢差、身長差等が見事なバランスであることからこのように表現されたとのこと。*1

 

私は「メンバーそれぞれが輝く場所を見つけ、そこで確固たる地位を確立し、集まった時により大きな輝きを放っている」ことがV6が"ジャニーズアイドルの完成形"と言われる所以だと思う。

 

私は今までKAT-TUN、Hey!Say!JUMP、Sexy Zoneのファンになったことがあるが、ファンをしていた時期はいずれもデビュー直前からデビュー後2~3年の間である。

 

その時期はまだグループとして未熟であり、KAT-TUNでは赤亀、JUMPでは山田、Sexy Zoneでは中島、菊池がグループ人気の大半を担っていた。

 

グループである以上、全員が輝くためにはそれなりの時間がかかる。現在一般の人に聞いてグループ全員の名前が分かるまでの知名度を誇っているのは嵐以上のグループ(SMAPTOKIO、V6、嵐)くらいだろう。*2現在はその後に関ジャニ、NEWS、KAT-TUNが続いている感じがする。

 

ではなぜSMAPTOKIO、嵐ではなくV6なのか。

 

もしかしたらV6は一般に全員の名前を知られていないかもしれない。現に私は「V6が好きで森田さんが好きだ」と大学の知り合いに話したとき「森田って誰?」と言われたことがある。相当ショックだった。ガコイコ世代の人間はV6全員の名前を知ってて当たり前だという自分の中の概念が覆された瞬間だった。

 

V6の中で一般の知名度が高いといえば井ノ原さんと岡田さんだろう。

 

しかしその2人も6人の中に入ってしまえばメンバーの1人に過ぎない。

6人の中で2人が抜きんでて目立つようなことがないのだ。その理由は簡単で、2人と同等に他4人も輝いているからである。

 

坂本さんはデビュー前から舞台・ミュージカルの世界に数多く触れ、2011年のゾロ・ザ・ミュージカルではオーディションで主役の座を射止めたミュージカル界でも実力派である。

 

長野さんは趣味を活かし、食の専門家にも認められたグルメ変態だ。また、彼が演じたウルトラマンティガとダイゴというキャラクターは今でも特撮ファンやその当時の視聴者に愛されており、男性からの長野さん人気は予想以上に高い。

 

井ノ原さんは言わずと知れた「NHK朝の顔」であり、そのMC力で今年からテレビ東京の人気番組のMCも担当している。

 

森田さんは舞台で才能を発揮し、宮本亜門蜷川幸雄などの有名舞台演出家に愛される舞台役者となった。

 

三宅さんは自由奔放な発言でバラエティーで存在感を見せた。若者に人気の深夜番組と三宅さんのキャラクターの親和性が非常に高いのである。また6人の中で誰よりもアイドルとしてどうあるべきかを考え、アイドルの理想の形を体現してくれる。

 

岡田さんは映画・ドラマでの活躍は言わずもがなであろう。今年は日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞のW受賞を果たした。

 

坂本さんと森田さんの舞台での活躍はどうしてもメディアには取り上げられないことが多い。しかし6人でいるときの輝きを見ればそこでどれだけの経験をしてきたかはすぐにわかるだろう。

 

近年のV6は個人活動に力を入れていた。それは岡田さんの個人の仕事が増えたことが一番の要因であるだろう。しかし、その時間で6人はそれぞれに輝く場所を見つけ、確固たる地位を確立した。

 

正直それによってV6の活動が疎かになったように思えたのは否定できない。しかし、その時間こそが今の6人を作り上げているとするならばあの時期も必要だったんだなと思えている。

 

20周年イヤーもあと残りわずか。6人でこんなに一緒にいるのは久しぶりだと言ったメンバー。それをご褒美だといい、6人の時間を思う存分楽しんでいた。今年は「V6」の知名度を十分に上げた1年だったように思える。

 

また、メンバーはV6を”実家”と表現する。

ここにSMAPTOKIO、嵐などのグループと明確な違いがあるのではないかと思う。

 

その3グループは個々の仕事を持ちながらも、やはりグループ活動がメインだ。個人の仕事にもグループの名前が付いて回る。

 

しかしV6の個々の仕事は個人として見られていることが多い。岡田さんを俳優だと思っている人や井ノ原さんをNHKのアナウンサーだと思っている人は少なくないだろう。

 

6人はそれぞれが輝く場所に家(地位)をそれぞれ持っているのだ。そしてグループの活動をするときにはV6という実家にそれぞれの場所から得た経験をお土産にして帰ってくる。そのときに生まれる温かい関係、甘え甘えられる関係はファンの心をくすぐる。実家に帰ってきたら1人の時には見せない顔も見えるのだ。

 

1人1人がそれぞれに家を持ち、グループは実家。これこそが”ジャニーズアイドルの完成形”なのではないかと私は思う。

 

 

*1:実際その放送を聞いていないのでTwitterから情報を引っ張った

*2:キンキと滝翼は2人なのでグループに含まないとする