ジャニーズのシンメ文化について
という記事を書こうと思ったのですが、その直後にまさかの大爆弾を投下されたので少しその話に付き合って下さい。
あいつ(三宅)がね、足を骨折しよったんですよ。今舞台*1やってんねんけど。その時に、いつもはそんな舞台には全然来ないのに、剛がとんできてくれたんやって。それで第一声「お前の踊りを見に来たんだから踊れよ」って言うたんやって。健は「あいつ(森田)はもしこうなったら絶対足が千切れても踊るヤツだから、"分かった"って思って、自分は本当にその言葉にエネルギーを貰って踊れた」って言う。で、帰り際にそんな俺に敬語なんか使ったことないのに「剛をよろしくお願いします」って言うたよ。びっくりした。普段そんなやり取りをしないのにそういう想いを持てるっていうのは凄いなと思います。
- Jr.時代に先輩のバックでセンターを挟んでシンメトリー(対称)のポジションにいた2人のこと。
- シンメは本人たちが決めるのではなく、事務所が決める。
- シンメはダンスの打ち合わせ、練習など他の人よりも親密な仕事上の交流を要求される。
最初に言った通りだがまさに伝説のシンメである。ファン胸アツエピソード数知れず。
まず名前からして運命的。剛健という意味を持ったワードになることもさることながら、森田さんの名前の由来は「質実剛健、常に冒険」という言葉からというのだから生まれた時から運命の2人だったとしか思えない。
20年間ずっと2人は同じタイミングで歯磨きをしている岡田「2人はいつでも20年経っても仲良しだね」剛健「うるさい!(照)」
剛「店にクレームを入れるときは大体健に頼む。意外と俺は(クレーム)言えないタイプだから」健「最初強気でいけ!って言ったのに剛が段々弱くなってくからさ」剛「で、健に電話代わったんだけど声あんまり変わらないから定員さん気づかなくて」健「全然定員さん気づいてなくて『この人どうしたんだろう急にスイッチが入ったのか』って思われたかも」
森田さん&三宅さんは赤い糸であやとりをしながら撮影しました。「お2人であやとり、できますか?」と尋ね糸をお渡しすると、森田さんが両手の親指と小指に糸をかけまず最初の形を作ろうとしたところ、森田さんが作った糸の輪の中に三宅さんが手を入れてニコニコ。
「2人あやとりってこうやるんだっけ!?」と言う森田さんに「え?笑」と三宅さん。気を取り直して森田さんが最初の形を作り三宅さんに促すも「え?え?」と糸をつまんだり伸ばしたりな三宅さん。三宅さんは2人あやとりをやったことがなかったようで…。
周りのスタッフが「上から!」「それで回して!」とヤイヤイ言う中、「え?え?」と戸惑う三宅さんに、「上持ってって、外にまわして。おーいいねいいね」と優しく教えてあげる森田さん。あやとりを終え6人の撮影をする際も、エアであやとりの説明を三宅さんにする森田さんの姿が。森田さんは結構あやとりが得意そうでちょっと意外だなと思ってしまいました。
(TVガイド公式Twitterより)
はい、宇宙。剛健は宇宙。
よくファンが剛健の深淵を見た時「剛健は宇宙」と発言しますが、その感覚を簡潔に表したツイートがあったので紹介しておきます。
坂長は深海、剛健は宇宙とはよく言ったもんだなぁ…坂長は底知れないし、剛健は果てしない…
— W担当夕カオカ (@006tkok) 2016年5月27日
風磨の考えてること、全部じゃないけど99%はわかる アイツをバカにしていいのは俺だけ
通称「ふまけん」。Sexy Zoneの年上2人である彼らはJr.に入ったころからずっとシンメだった。
またこのシンメの凄いところはファンがシンメに対して特別な想いを持っていることを知っていて、積極的にシンメであることをアピールしてファンを増やしているところだ。 頭のいい2人は自分達のセールスポイントをよくわかっている。
中島「俺らの絆は、仲良しこよしじゃなくて、お互いに磨き合える存在。すごく自然に刺激を受けてる。」
中島「あいつが何をしているのかは、常に気になるよ。」菊地「中島がいなかったら、もっとダラけてたかもしれない。あいつだけがんばってるなんてありえない。」
菊地「隣にはいつも中島がいた。最近は気づいたらシンメの位置に立ってるんだ。口に出したり目印をつけなくても。」
(MYOJO 2012年6月号より)
シンメの模範的な発言がこの2人には多い。お互い目立ちたがりで負けず嫌いだからこそ、ライバルという結びつきが強いシンメだと思える。
胸キュン発言でトンチキ王子様キャラを確立している健人とやんちゃで面倒見がいい兄貴分なリアル爆モテ男風磨という少女漫画に出てきそうなキャラ設定の2人。この2次元具合も女子の心を掴んでいるのだろう。
またこの2人は一緒にふざけることも多く、年上2人が収集つかないほどふざけて勝利が止めに入り、聡とマリウスが苦笑いで見ている…という場面をよく見かける。ライバルであり悪友という言葉が一番このシンメを表しているのではないだろうか
ジャニーズのシンメというものにはそのコンビにしか出せない雰囲気がある。そしてその関係はジャニーズ以外の場所では発生しがたい稀なものである。親友でもなくただの仕事仲間でもない。「シンメ」という強固な信頼と絆がそこにある。
このジャニーズでしかありえない「シンメ」という関係の沼にあなたも足を踏み入れてはどうだろうか。